ペットボトルに熱湯は禁物

 ペットボトルを消毒するため熱湯で洗うと、かえって体に有害になる。
 米オハイオ州シンシナティー大のスコット・ベルチャー博士(薬理学、細胞分子物理学専攻)率いる研究チームは「ペットボトルを熱湯ですすいだ場合、最高55倍のビスフェノールA(BPA)が検出される」という事実を明らかにした。
 BPAは、プラスチック飲食容器や食品用の缶の内側の樹脂に含まれる環境ホルモン物質で、乳がんや前立腺がんを誘発するものとして知られている。
 研究チームが、新しいペットボトルと古いペットボトルに水を入れて常温で1週間置いた結果、新しいペットボトルと古いペットボトルに入った水に溶出したBPAの量は平均1時間当 たり0.49ナノグラムだった。
 しかしペットボトルを消毒するために熱湯を入れたところ、1時間当たり18.57ナノグラムに増加した。 ペットボトルを冷ました後、きれいな冷たい水でゆすいでも、こうした現象は続いた。
 *今回の研究は2008 年1 月30 日に発行されたʻ毒物学ʼ 誌(Toxicological Letters)に収録されている。*

母乳中にBPAを検出
 102名を対象に測定をした結果、女性の初乳から、ペットボトルの原材料であるビスフェノールA(BPA) が検出されました。
 *All About 「出産医療・産院選び」の「母乳中にペットボトルの溶出物」から抜粋*